フィリピン人講師に聞いた日本人特有の英語の弱点

日本人は英語ができない。
今やそうしたことは世界で常識となっています。悲しいことですが・・・。

さて、英語と一口に言っても中身はいろいろあります。
日本人が特に苦手な部分って、いったいどこなのか。気になりませんか?
そこで、今回はセブの語学学校で働く私が、
フィリピン人講師に日本人特有の英語の弱点を聞いてみました!

すると、驚くことに経験豊富な講師達からはほぼ同様の回答が得られました。
どうやら、日本人特有の英語の弱点は文法と発音で、それぞれあるようです。
今回の記事ではそれぞれの弱点について紹介してまいります。
これから留学含め英語の勉強を考えている方、そして現在留学中の方の参考になれば幸いです。

では、いってみましょう!

文法の弱点 -冠詞 [ a, an, the ]-

まずは文法の弱点についてです。
講師からの回答で最も多かったのがこちらの冠詞でした。
冠詞は ‘a’ ’an’ ’the’ の3種類あり、名詞の前に使われます。


I bought a table. (私は机を買いました。)
I want to eat an apple. (私はリンゴを食べたいです。)
I went to the shop which you recommended me before. (私はあなたが以前お勧めしてくれたお店に行きました)

この様な形です。
日本語には冠詞の様な概念がないため、慣れるまで苦労する方が非常に多いんですね。

冠詞のうち ‘a’ と ’an’ は
『不定冠詞』
と呼ばれています。
あとに続く名詞が不特定なので、不定冠詞です。
例えば例文にある I bought a table. では、「私」はテーブルを1つ買いましたが
そのテーブルがどの様なものかは特定していません。

世界中に無数にあるテーブルのうちの特定できない1つのもの、と言うことです。

次の I want to eat an apple. も同様ですが、
あとに続く名詞の最初の文字が母音 [ a, i, u, e, o ]の場合の不定冠詞は ‘an’ になります。
※母音とは日本語では「アイウエオ」です。an かでは発音する音で判断するので、
hour(アワー)などの単語も an hour になるので注意してください。

 
一方で ‘the’ は
『定冠詞』
と呼ばれています。
あとに続く名詞が特定されているからです。
例えば I went to the shop which you recommended me before. では、
「私」が行ったのは単なる1つのお店ではなく、「あなたが以前お勧めした」店と特定しています。

また、冠詞は以下の場合には使用しません。

① Steve Jobs, Tom Cruiseなど人名といった固有名詞の前
② Japan, Australiaなどの国名の前
③ basketball, Soccerなどのスポーツの名前の前
④ English, Spanishなどの言語名の前
⑤ mathematics, Literatureなど授業の科目名の前

逆に、以下の場合には必ず冠詞を使用します。

① the Atlantic Ocean, The Red Seaなどの海や川の名前の前
② the Amazon, The Sahara Desertなどの砂漠、湾、森や半島の名前の前
③ a doctor, an engineerなどの職業の名前の前

以上が、日本人の文法の弱点、冠詞についての説明です。
では次に、発音の弱点について見てみましょう!

発音の弱点 – [ R vs L, Th vs S and Z, Er vs Aa ]-

発音に関しては多くの日本人が苦手項目として認識していることと思います。
実際に講師達に聞いても同様の部分についての指摘が多くありました。
3つありますが、ひとつひとつ見ていきます。

・R vs L

こちらは発音の最も広く知られている弱点ではないでしょうか。
日本語には「らりるれろ」がありますが、RとLを使い分ける平仮名はありません。
その為この微妙な違いに苦労する方が多いです。

大切なのは舌の位置です。
Rは舌を口の奥に引っ込ませてあげて、口の中でどこにも当たらない様にして発音します。
Lは舌をしっかりと上の前歯の上に当ててあげて発音します。
日本語の「らりるれろ」の舌の位置は、RとLの間といったところでしょうか。
RightとLightの違いなどをはっきりさせるために、区別するよう練習しましょう!

・Th vs S and Z

こちらはあまり意識されていないかもしれませんが、多くの日本人が一緒になっています。
その原因はカタカナ語なんです。
Thank you.(ありがとう。)を「サンキュー」、
They(彼ら)を、「ゼイ」と発音してしまうことなどが挙げられます。

日本人からすれば小さな違いかもしれませんが、これ一つで相手に違和感を与えてしまうこともあるので気をつけていただきたいです。
どちらも発音の際に大切なのは、舌を前歯の間に軽く差し込むことを心がけることです。
舌を突き出して軽く前歯の裏に触れ、歯の隙間から息を吐き出します。

ぜひ、練習してみてください。

・Er vs Ah

こちらも弱点として意識している方は多くないかもしれませんが、英語の発音を勉強する日本人の多くが悩むポイントの一つです。

これも原因はカタカナによるものです。カタカナ語の呪い とでも言いましょうか…。
例えばMother(お母さん)を「マザー」、Player(選手)を「プレイヤー」と発音してしまうようなことです。

カタカナの考えだとそのままAの発音を伸ばすのですが、実際には違います。
発音のポイントは、自然に軽く口を開け、舌先を丸めた状態で、のど から「アー」と発音することです。

まとめ

いかがだったでしょうか?
今回はフィリピン人講師に聞いた日本人特有の英語の弱点についてまとめました。
英語の勉強は、ただ授業を受けているだけではなかなか伸びません。
今回の記事で紹介させていただいた内容を意識して、勉強に励んでいただければ幸いです。
また、本記事が皆様の英語上達に少しでも寄与することができましたら非常に嬉しく思います。

では!!

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ABOUTこの記事をかいた人

TakayamaHotsumi

プロフィール情報 セブの小学校で日本語を教えつつ、フィリピンと日本の子ども同士をビデオチャット繋ぎ会話をさせる取り組み(Video Conference Club)をしている。また、その傍らゲストハウス兼語学学校のStoryshare運営スタッフとしても働いている。