2.書類を用意する
3.フィリピン大使館に書類と審査料を提出する
4.フィリピン大使館による審査
5.フィリピンへ渡航
6.WEG申請手続き
7.まとめ

1.WEGとは?(Waiver of Exclusion Ground)
フィリピン国籍以外の15歳未満の未成年者は親権者の付き添い無しにフィリピンへ入国することが原則的にできません。ただし、現実問題としては留学や旅行などで、単独での渡航や祖父母等の親権者以外が付き添い渡航することは充分に考えられます。WEGとは入国除外規定の免除の申請であり、マニラ等の空港にて入国前に申請するものなのですが、申請書類の内「扶養・保証に関する同意宣誓供述書」ついては事前に「フィリピン大使館の認証」を受けなければならないと規定されています。 フィリピン大使館の認証とは、宣誓供述書のサインが署名者本人のものであることを証明するものです。この認証があることによって宣誓供述書が現地空港でも真性なものとして扱われることになります。なお、フィリピン大使館のHPの内容からしますと、上記の通り宣誓供述書のみに認証を受ければ良いよう思われますが、実際にはその他の申請書についても認証を受ける形となっています。2.書類を用意する
申請に必要な書類1. 扶養・保証の同意宣誓供述書…原本1部+コピー1部
2. WEG申請書…原本1部+コピー1部
3. 子供の証明写真(4.5cm×3.5cm)…2枚
4. 子供の有効なパスポートのコピー…2枚
5. 同行者の有効なパスポートのコピー
6. 供述書(1の書類)にサインした親のパスポートの写真のページ…原本提示+コピー2枚
7. 子供の出生証明書…原本1部+コピー1枚
8. 日本で生まれた日本国籍の方…戸籍謄本(英訳)2部 ※登記名(セブはMethod laboratory Language Center Incorporated. バギオはStoryshare Baguio City Inc. ) 申請に必要な費用
フィリピン政府に支払う費用の他に発生すると予想される費用
1、出生証明書発行料
2、戸籍謄本発行料
3、戸籍謄本翻訳料
4、公証役場で認証を取得する費用…11500円
※認証料金と照合料金はフィリピン大使館に書類を提出時、WEG申請料は入国時にお支払い ・フィリピン大使館
〒106-8537 東京都港区六本木5-15-5
Tel. No.03-5562-1607
最寄り駅:大江戸線・日比谷線 「六本木」駅3番出口より徒歩で約10分
フィリピン大使館の行き方
http://tokyo.philembassy.net/ja/contact-info/getting-to-the-embassy/ ・在大阪・神戸フィリピン共和国総領事館
〒540-6124 大阪府大阪市中央区城見2-1-61
Twin 21 MID Tower 24F
最寄り駅:長堀鶴見緑地線 「大阪ビジネスパーク」駅 徒歩4分
Tel. No. 06-6910-7881
営業時間: 9:00–18:00
月曜~金曜 (フィリピンの祝日と日本の祝日はお休み)
3.フィリピン大使館に書類と審査料を提出する
認証料金:$25(アメリカ$)照合料金:$25(アメリカ$)
4.フィリピン大使館による審査
申請書類に間違いが無ければ、1週間〜2週間でフィリピン大使館から書類が届きます。5.フィリピンへ渡航
フィリピン大使館から届いた書類を持ってフィリピンへ渡航します6.WEG申請手続き
フィリピン入国審査時に書類とWEG申請料(3120ペソ)を提出し、WEG申請を行ないます。書類の確認が出来れば完了となり、入国できます。 注意点・WEGによる入国の許可はフィリピン入国管理局により判断/許可されます。
・許可が降りると申請料を支払い入国します。
・大使館・領事館で支払ったUS$50はWEGの申請料金ではありません。
・申請書類は公証役場公証印と外務省認証印が必要です。
・認証の手続きに関してはこちらからをご参照ください。(こちらから)
・申請者が窓口で申請できない場合、大使館領事部「公証・認証課」で郵送での申請可。
・公証/認証印済みの書類を氏名、住所、電話番号を記載した切手付で返信用封筒を同封し郵送して下さい。
・申請代金は別に現金書留で送付して下さい。
・代理人申請も可能です。代理人申請は公証印、認証印済みの申請書類と代理人身分証明書、WEG申請者の英文委任状(署名入り)が必要です。 ・空港にピックアップの待ち合わせしても子供は迎えに来ないと出れないので、必ず学校のスタッフさんとの待ち合わせ場所が空港内移民局になっている ・未成年の自分のこどもと出かける時もWEGを取っておかないと、子供と親で苗字が違う場合は親子でもWEGが無いと飛行機に乗れなくなる