勿論そこでも楽しい経験を得る事は出来ますが、それらの都市しか知らないのはとても勿体無い事だと思います。
フィリピンのルソン島北部の高原都市バギオ周辺には、魅力的な都市や村が多数存在しているのはご存知でしょうか?
その中でもフィリピン人が一度は行ってみたいと考える世界遺産都市、ビガンへ小旅行に行ってきましたのでご紹介させて頂きます。
ビガンってどんなところ?
上でも述べた通り、ビガンはフィリピン人たちも一度は行ってみたいと思う、おしゃれな街道の風景が楽しめる観光都市です。 実際に現地ではフィリピン人観光客達がたくさんいました。
ビガンの公式サイトによると、ビガンと言う名前は“Bigaa Apo”という名前の植物にまつわるネイティブの人と昔のスペイン人の逸話が由来となっていて、今でもスペインの影響を色濃く残している都市です。
16世紀ごろの植民地時代の名残は勿論、ビガンの建築様式の中には、中国の商人達からもたらされた文化も垣間見る事が出来るでしょう。
参照:http://vigancity.gov.ph/city/ビガンの見どころは何と言っても
スペイン情緒あふれる街並み
です! 残念ながら当時の姿を残しているのは街の一部ですが、まるで中世のヨーロッパにタイムスリップしているかのような気持ちにさせてくれます。 その他にも、聖ポール博物館など見どころがたくさんありますのでご紹介させていただきます。イロコス州で元から暮らしていたネイティブ、スペインから渡来した移民、商売のためにはるばるやって来た中国人達が織りなす、多様な文化を是非ご体験ください!
ビガンへの向かい方
まずはバギオからビガンへの行き方から確認していきましょう。SMモールの下にビクトリーライナーやジョイバスがたくさん停車している場所があります。そこで店を開いているストア達の中にパルタスバスという会社があります。 こちらでビガン行きのバスを購入する事が出来ます。
チケットは予約式では無く、出発の一時間前から購入できる仕組みです。
運行表はカウンターの窓に貼ってありますが、いつの間にか予定が変わるので行く前に必ず確認しておくようにしましょう。 ビガンに行くバスはビガン(VIGAN)行きとラワグ(LAOAG)行きの二つありますが、ビガン行きの方が通り過ぎてしまう心配は少ないです。 ラワグ行きに乗ったとしても、乗組員の方や他の乗客の方にビガンで降りたいと予め知らせておけば、ビガンに到着したときに教えてくれるでしょう。 バスの中では洋画が字幕なしで放映されていますが、標高の高いバギオから下の標高に降りる時、バスが左右に揺れるので酔いに弱い方は注意してください。不安な方は薬局でBonamine(ボナミン)という酔い止めを購入しておく事をお勧めします。効き目が強めですが、酔いが起こりにくくなります。
ビガンのおすすめスポット
さて、ビガンに到着しました。到着したバスターミナルはビガンからバギオに帰る際も利用することになります。 ビガンには名物のクリソロゴ通りを始めとして、見どころが街の中心部から少し離れた郊外まで存在しています。その中で街の中心部付近のスポットをいくつかご紹介いたします。
街自体がコンパクトなので、中心地のみを回る予定の方は一日でも十分楽しむ事が出来ます。
- クリソロゴ通り
今回はあいにくの大雨でしたが、夜の街灯に照らされたクリソゴロ通りの景色は必見です。 この街道沿いにはカレッサと呼ばれる馬車がゆっくりと往来しています。
値段を交渉して連れて行ってもらうのですが、観光客は高い運賃を吹っかけられがちなので注意しましょう。
移動するだけなら、トライシクルという、バイクにサイドカーを付けた様な乗り物が頻繁にクリソゴロ通りの周りを周回しているので、そちらを利用すると良いでしょう。
お土産屋さんが通り沿いに沢山あるので、ビガン土産はここで購入するのがおすすめです。
- 聖ポール大聖堂およびサルセド広場
北ルソンにおける宗教的ランドマーク存在のこの大聖堂は、1574年にビガン創設に関わったスペイン人のJuan de Salcedo(フアン・デ・サルセロ)の指示によって建築が始められました。
耐震性を得るためにバロック建築様式を利用して建築された建物は、“earthquake Baroque”という名前で知られているようです。
中国や他の建築様式からも影響を受けているようですね。 この聖ポール大聖堂の周りにもビガンのシティホールと言った歴史的建造物がたくさんあります。 聖ポール大聖堂の正面にあるのが、サルセド広場です。
大きな噴水や泉が特徴的ですね。
広場の近くにカレッサが並んで止まっていたり、カフェレオナの様なカフェもお店を構えています。まさに町の中心地と言った感じでしょうか。
- 旧南イロコス州刑務所美術館
それが旧南イロコス州刑務所を利用して作られた博物館です。
フィリピン六代目大統領のエルピディオ・キリノ氏の生誕地でもあるようです。
生まれた場所が刑務所になったケースは珍しいのではないでしょうか。 エントランスにバッチリjailと書いてありますね。
施設そのものの紹介や、“basi”というイロコスの伝統的なジュースやそれに関連したスペイン人に対する反乱の歴史、著名な写真家の展覧会などが行われていました。 街の中心にスポットを当ててご紹介させて頂きましたが、この他にもベルタワー、クリソゴロ博物館、陶器工場、ヒドゥンガーデンなど見どころがたくさんありますので足を運ばれては如何でしょうか。
時間的に余裕のある方
ビガンの周りにも、サンタマリアやラワグと言った観光地がありますので時間に余裕のある方は立ち寄ってみるのも良いかもしれません。ラワグ
という、これまたスペインの影響を受けた町がビガンからバスで二時間ほどの距離にあるのですが、そちらの方にも足を運んでみました。ラワグへの向かい方
バギオからビガンへ来る際に利用したパルタスバスがラワグまで運行しています。 ビガンに降り立った際のターミナルの受付にラワグに行きたいと伝え、出発時間の30分前にはターミナルで待つようにします。やってくるバスの全面に”LAOAG”と書いてあるとラワグに向かいます。チケットを買わなくても、バス車内でどこからきてどこまで行くか伝えればそれに応じた金額を車内で払う事が出来ました。乗る前にチケットを買っていなかった場合は乗務員さんに伝えておくとよいでしょう。
ラワグのおすすめスポット
ラワグには街の中や郊外に観光スポットが点在しています。今回はおすすめスポットを二つほど紹介させていただきます。
- パオアイ教会
今回は何故か中に入ることが出来ず残念でしたが、ラワグに来た際はぜひ訪れてほしいスポットです。
向かいかた
パオアイ教会はラワグから数十分ほど離れた所にあるのでトライシクルやジプニーなど利用してパオアイ周辺まで移動する必要があります。 僕はジプニーを利用して向かいました。20-30ペソほどで行けるかと思います。ジプニーのバスターミナルがそれぞれの行先によって別々の所にありますので、パオアイ行きのターミナルを探しましょう。 車体の横にPAOAYと書いてあるジプニーを追いかけているとオーロラパークの近くでターミナルを見つけました。 橋の外に出ていくジプニーはこれからパオアイに向かうジプニーなのでそれを捕まえても良いですが、既に満車の可能性があります。
- セント・ウィリアム大聖堂及びシンキングベルタワー
大聖堂の向かいにはシンキングベルタワーと呼ばれる大きな鐘楼があります。
その名前の由来はこの塔が毎年数インチずつ沈んでいる事からきているのだとか。
都市開発により町は現代化しつつありますが、これらの歴史的建造物から当時の建築物の重厚的な雰囲気を存分に味わう事が出来るでしょう。
まとめ
バギオからビガンに行く際にはバスを利用して6~8時間程かかります!
街自体がコンパクトで、中心地だけなら1日で回りきることも可能です!
時間に余裕がある方はビガン周辺の街を訪れてみるのも良いでしょう!
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