
今回はストーリーシェア・バギオ(ジャスティスEOP)校からバギオ市内のSMモールまでの行き方を参考にし、ジプニーについて紹介していきます。
目次
1.ジプニー(Jeepney)とは


※バギオのジプニーは装飾に凝っている物が多い
※セブのジプニーは割とシンプル
2.日本の路線バスとジプニーの違い

ジプニーには時刻表・路線図がないため、日本の路線バスのように発車時間やルートがわかりません。ジプニーは決まったルートを回り、その場の状況・乗客に合わせて停まったり、出発します。もちろん休憩時間も運転手次第で変わります。なので毎回同じ場所・時間で同じジプニーに乗れるとは限りません。そのため現地の土地勘をいち早くつかみ、自分の行きたい場所の近くを回るルートのジプニーを把握する必要があります。一見難しく見えますが、一つのルートを何台ものジプニーが回っているため、一台逃してもすぐ次のジプニーを捕まえれるので心配ありません。そして車体にはそのジプニーが回るルートの記載があるので、それも参考にできます。(セブ島のジプニーにはルートの記載に加え、ルート番号も車体に書いてあるので分かり易いです)

日本の路線バスは基本決まった停留所に停車して乗降しますが、ジプニーはあちこちに停留所があるわけでなくルート上ならどこでも乗降可能です。乗りたいと思ったら路上を走っているジプニーを捕まえ、降りたくなったら運転手に合図して降りる。まさにフィリピンらしい自由なスタイルです。
③運賃箱がない
日本のバスは運賃箱が座席前方にありますが、ジプニーに運賃箱はありません。支払いは基本運転手かコンダクターへの手渡です。もし座席がいっぱいで運転手まで直接渡せない場合は隣の人にお金を渡せば、乗客の手から手へと運転手までリレーされます。お釣りがある場合には逆のルートできちんと返ってきます。ただし少額運賃に対し、高額紙幣(500ペソ~1000ペソ)を使うとタクシー同様、おつりが無いので乗る前に必ず小銭を用意しましょう。

フィリピン各市内の主要ポイントに大体ジプニーターミナルがあります。ですがターミナルといってもしっかりとした建物があるわけでもなく、各ターミナルによって形態は変わります。ショッピングモールの駐車場を使ったターミナルであったり、メインロード沿いだったりします。日本ならバスターミナルから決まった時刻にバスが出発するのですが、フィリピンのターミナルは各ジプニー満車にならなければなかなか発車しません。そのため、急いでいる場面ではジプニーはお勧めしません。まあもともと運賃がとても安いので運転手からしたら、満車で出発したいですよね。
3.乗降車方法
①乗車方法

ジプニーを停める際ですが、本当に行きたい場所へ向かうジプニーなのか車体横に書かれているルートをしっかり確認して乗ってください。(バギオではバギオプラザBAGUIO PLAZAと記載されていれば、バギオの中心地セッションロード付近へ行きます)もし間違えて乗ってしまうと、全然知らない場所へ着いてしまいます。自分もセブ島に滞在しているときに確認しずに乗車して、変な所で降りた経験があります。危ないので気を付けましょう(セブではルート番号でも確認できます)
ジプニーターミナルやメインロードでは、コンダクターと呼ばれるジプニーの客引きのおじさんがいたりするのでどれに乗ればいいかわからない時には聞くことができます。

②支払い方法


支払いのタイミングは乗車後すぐ、目的地に到着する前、その間でもいつでもOKです。ただし、お釣りをもらう必要がある場合は、早めに支払っておきましょう。ジプニーの運賃は、乗車後に運転手かコンダクターに支払います。
1人体制のジプニー→運転手
2人体制のジプニー→コンダクターの人
2人体制で運行しているジプニーの場合は、運転手ではなくコンダクターに運賃を支払う場合が多いです。 ジプニー料金はバギオが8.5ペソ(約21円)、セブが7ペソ(約17円)です。
市内の近い距離の移動なら上記の金額で収まりますが、市外などへ出ると徐々に金額が上がるみたいなので距離的に遠いと思う所に行く場合は、運転手にあらかじめいくらか聞きましょう。
③降車方法
ジプニーには日本の路線バスのように停車ブザーがないため、自分の向かっている目的地に着く手前で、運転手に降車の合図をしなければ、止まってくれません。その合図の仕方はいくつかあります。1.「パラー!パラー!(止まれ!止まれ!)」と天井を叩きながら大きな声で合図する。
2.セブ島の方言・セブワノ(ビサヤ)語だと「Luger Lang(ルガ・ラン=Stop)」でと言いながらコイン(小銭)で頭上の手すりを叩いて、音を立て合図する。
3.唇を尖らせてピューピューと音を鳴らす(実際の音の感じは乗車してやっている人に遭遇するとよく分かると思います)うっかりしていると目的地を過ぎていたり、降りそびれる事がよくあります。降車前にしっかりと運転手に合図をしましょう。
④降車場所
ストーリーシェア・バギオ(ジャスティス)校近くの道路マルコスハイウェイからどのジプニーになっても、SMモール近くのセッションロード付近に到着します。セッションロードからSMモールまでは徒歩10~15分くらいです。
4.乗車際の注意点
・基本車内では財布や携帯、貴重品を出さない。・ジプニーに慣れるまでは夜間の乗車はしない。
・高齢者・妊婦さんにはなるべく後部座席の方を譲る。
・手荷物、カバン等は自分の体の前で持つ。
・譲り合いの気持ちを持つ。
ジプニーは慣れれば大変便利で安い交通手段ですが、当然タクシー等と比較したら危険も伴います。上記のことは最低限気をつけましょう。

5.セブ島のジプニーの行き先を簡単に調べる方法
セブ島のみですが、日本人が開発したジプニーマップのアプリです。セブ島のジプニー乗換を完全網羅したアプリで私もセブにいるときはよく使っていました。オフラインでも使えるのでネットとが繋がらない外出先でも大変重宝します。ジプニーマップ in セブ島 http://cebu.jeepneymap.com/ja
ジプニーに乗れるようになれば確実に行動範囲が広がり、フィリピン留学自体が充実してきます。学校外は普段勉強している英語を実践的に使える貴重な場です。留学中はぜひジプニーを使って出掛けましょう。 ストーリーシェアの簡単な無料見積もりはこちらから可能です。
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