バギオ・ジャスティス校からSMモールまでのジプニー(Jeepney)の乗り方

フィリピンのジプニー(Jeepney)という乗り物を知っていますか。それは現地の乗り合いバスのことでフィリピン人の主な交通手段の一つの乗り物です。フィリピンでは都心部しか電車(メトロ)が通ってないため、近場から遠出まで様々な場面でジプニーが使われています。
今回はストーリーシェア・バギオ(ジャスティスEOP)校からバギオ市内のSMモールまでの行き方を参考にし、ジプニーについて紹介していきます。

目次

  1. 1.ジプニー(Jeepney)とは
  2. 2.日本のバスとジプニーの違い
  3. 3.乗降車方法
  4. 4.乗車際の注意点
  5. 5.ジプニーの行き先を簡単に調べる方法

1.ジプニー(Jeepney)とは

そもそもジプニー(Jeepney)とはどんな乗り物でしょうか。ジプニーの歴史の始まりは第二次世界大戦まで遡ります。ジプニー(Jeepney)は第二次世界大戦後に米軍が残していったジープ(Jeep)を改造した作られたことが始まりで、北米で乗合タクシーを意味する:Jeepとアメリカ英語:jitneyとの合成語としてjeepneyと呼ばれるようになりました。最近ではほとんど日本製のトラック、エンジンなどを利用し、外装は車両オーナーの好みでデコレーションされており、一台として同じ車両を見かけることはありません。
※バギオのジプニーは装飾に凝っている物が多い
※セブのジプニーは割とシンプル

2.日本の路線バスとジプニーの違い

①時刻表・路線図がない
ジプニーには時刻表・路線図がないため、日本の路線バスのように発車時間やルートがわかりません。ジプニーは決まったルートを回り、その場の状況・乗客に合わせて停まったり、出発します。もちろん休憩時間も運転手次第で変わります。なので毎回同じ場所・時間で同じジプニーに乗れるとは限りません。そのため現地の土地勘をいち早くつかみ、自分の行きたい場所の近くを回るルートのジプニーを把握する必要があります。一見難しく見えますが、一つのルートを何台ものジプニーが回っているため、一台逃してもすぐ次のジプニーを捕まえれるので心配ありません。そして車体にはそのジプニーが回るルートの記載があるので、それも参考にできます。(セブ島のジプニーにはルートの記載に加え、ルート番号も車体に書いてあるので分かり易いです)
②停車所が決まっていない
日本の路線バスは基本決まった停留所に停車して乗降しますが、ジプニーはあちこちに停留所があるわけでなくルート上ならどこでも乗降可能です。乗りたいと思ったら路上を走っているジプニーを捕まえ、降りたくなったら運転手に合図して降りる。まさにフィリピンらしい自由なスタイルです。
③運賃箱がない
日本のバスは運賃箱が座席前方にありますが、ジプニーに運賃箱はありません。支払いは基本運転手かコンダクターへの手渡です。もし座席がいっぱいで運転手まで直接渡せない場合は隣の人にお金を渡せば、乗客の手から手へと運転手までリレーされます。お釣りがある場合には逆のルートできちんと返ってきます。ただし少額運賃に対し、高額紙幣(500ペソ~1000ペソ)を使うとタクシー同様、おつりが無いので乗る前に必ず小銭を用意しましょう。
④ジプニーターミナルでは、座席が満席になったら出発
フィリピン各市内の主要ポイントに大体ジプニーターミナルがあります。ですがターミナルといってもしっかりとした建物があるわけでもなく、各ターミナルによって形態は変わります。ショッピングモールの駐車場を使ったターミナルであったり、メインロード沿いだったりします。日本ならバスターミナルから決まった時刻にバスが出発するのですが、フィリピンのターミナルは各ジプニー満車にならなければなかなか発車しません。そのため、急いでいる場面ではジプニーはお勧めしません。まあもともと運賃がとても安いので運転手からしたら、満車で出発したいですよね。

3.乗降車方法

①乗車方法

まずはストーリーシェア・バギオ(ジャスティス)校を出て、路上まで行き手を挙げてジプニーを停めます。車体横にバギオプラザBAGUIO PLAZAと書いているジプニーに乗れば大丈夫です。そこから10分くらいでバギオSMモール近くのセッションロード付近に到着します。セッションロードからSMモールまでは徒歩10~15分くらいです。くれぐれもバギオSMモールまで直接は行かないので注意してください。
ジプニーを停める際ですが、本当に行きたい場所へ向かうジプニーなのか車体横に書かれているルートをしっかり確認して乗ってください。(バギオではバギオプラザBAGUIO PLAZAと記載されていれば、バギオの中心地セッションロード付近へ行きます)もし間違えて乗ってしまうと、全然知らない場所へ着いてしまいます。自分もセブ島に滞在しているときに確認しずに乗車して、変な所で降りた経験があります。危ないので気を付けましょう(セブではルート番号でも確認できます)
ジプニーターミナルやメインロードでは、コンダクターと呼ばれるジプニーの客引きのおじさんがいたりするのでどれに乗ればいいかわからない時には聞くことができます。
乗客は車体後方から乗り込みます。車内は、両端に座席が並び真ん中に通路があります。天井は大変低く、女性でも身体をかがませながら前に進むほどです。なので当然フィリピン人はジプニー内で足を組んだりはしません。(席に座る前に発車することもあるので、天井にある手すりに掴まりましょう)

②支払い方法

運賃の支払い方法は基本運転手かコンダクターへの手渡しです。座席がいっぱいで運転手まで直接渡せない場合は隣の人にお金を渡せば、乗客の手から手へと運転手までリレーされます。お釣りがある場合には逆のルートできちんと返ってきます。

支払いのタイミングは乗車後すぐ、目的地に到着する前、その間でもいつでもOKです。ただし、お釣りをもらう必要がある場合は、早めに支払っておきましょう。ジプニーの運賃は、乗車後に運転手かコンダクターに支払います。
1人体制のジプニー→運転手
2人体制のジプニー→コンダクターの人
2人体制で運行しているジプニーの場合は、運転手ではなくコンダクターに運賃を支払う場合が多いです。 ジプニー料金はバギオが8.5ペソ(約21円)、セブが7ペソ(約17円)です。
市内の近い距離の移動なら上記の金額で収まりますが、市外などへ出ると徐々に金額が上がるみたいなので距離的に遠いと思う所に行く場合は、運転手にあらかじめいくらか聞きましょう。

③降車方法

ジプニーには日本の路線バスのように停車ブザーがないため、自分の向かっている目的地に着く手前で、運転手に降車の合図をしなければ、止まってくれません。その合図の仕方はいくつかあります。
1.「パラー!パラー!(止まれ!止まれ!)」と天井を叩きながら大きな声で合図する。
2.セブ島の方言・セブワノ(ビサヤ)語だと「Luger Lang(ルガ・ラン=Stop)」でと言いながらコイン(小銭)で頭上の手すりを叩いて、音を立て合図する。
3.唇を尖らせてピューピューと音を鳴らす(実際の音の感じは乗車してやっている人に遭遇するとよく分かると思います)うっかりしていると目的地を過ぎていたり、降りそびれる事がよくあります。降車前にしっかりと運転手に合図をしましょう。

④降車場所

ストーリーシェア・バギオ(ジャスティス)校近くの道路マルコスハイウェイからどのジプニーになっても、SMモール近くのセッションロード付近に到着します。セッションロードからSMモールまでは徒歩10~15分くらいです。

4.乗車際の注意点

・基本車内では財布や携帯、貴重品を出さない。
・ジプニーに慣れるまでは夜間の乗車はしない。
・高齢者・妊婦さんにはなるべく後部座席の方を譲る。
・手荷物、カバン等は自分の体の前で持つ。
・譲り合いの気持ちを持つ。
ジプニーは慣れれば大変便利で安い交通手段ですが、当然タクシー等と比較したら危険も伴います。上記のことは最低限気をつけましょう。

5.セブ島のジプニーの行き先を簡単に調べる方法

セブ島のみですが、日本人が開発したジプニーマップのアプリです。セブ島のジプニー乗換を完全網羅したアプリで私もセブにいるときはよく使っていました。オフラインでも使えるのでネットとが繋がらない外出先でも大変重宝します。
ジプニーマップ in セブ島 http://cebu.jeepneymap.com/ja
 
ジプニーに乗れるようになれば確実に行動範囲が広がり、フィリピン留学自体が充実してきます。学校外は普段勉強している英語を実践的に使える貴重な場です。留学中はぜひジプニーを使って出掛けましょう。 ストーリーシェアの簡単な無料見積もりはこちらから可能です。
あなたの目標、予算、期間に応じて最適な留学プランを提案させていただきます。どんなご相談でも、ご連絡くださいませ。
↓↓↓↓↓↓
・簡単無料見積もり、問合せについて

LINE@留学相談
受付中!

LINE@からストーリーシェアの
お問い合わせ担当者へ
無料で留学相談していただけます!
些細な疑問でも
気兼ねなくご相談ください!
Add friend

オンライン授業は
こちらから!

ストーリーシェアでは
対面の授業に加えて
オンライン授業も提供しています。
ご自宅からお手軽に
授業を受けられます!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

大学を卒業後、世界一周の旅へ出る。東南アジア周遊中にコミュニケーションのツールとして英語の大切さに気付き、旅の途中でフィリピン留学に挑戦。ストーリーシェア・セブ校で二か月勉強し、帰国後、接客業で外国人のお客様の対応もできるようになる。現在はインターンスタッフとしてバギオ校に滞在。ここではフィリピン留学について有益な情報を発信していきます。