バギオからマニラに帰るバスは、VICOTRY LINER(ビクトリーライナー)かGENESISBUS(ジェネシスバス)になります。JOYBUSジョイバスはGENESISBUSのバスの種類になります。
マニラの空港まで直通バスがあるGENESISBUS(JOYBUS)が断然便利で楽ですので、GENESISBUS(JOYBUS)についてまとめます。
バギオからマニラに行くバスは情報が頻繁に変わります。ネットで調べようとしても電話も通じない、ネットで情報がない、というのがフィリピンの交通会社の現状です。皆さんの代わりに現場の情報をお伝えします!
■目次
- 1.フィリピンのバス会社について
- 2.ジェネシスバス(ジョイバス)へのアクセス
- 3.ジェネシスバス(ジョイバス)の基本情報
- 4.バスチケット購入の時期について
- 5.バスの種類、設備、注意点
- フライトの何時間前のチケットを買えばいいの?
- 時刻表について
- 7.チケットの購入の仕方
- 8.バス乗車当日
- 9.最後に
1.フィリピンのバス会社について
バギオからマニラに行くにはビクトリーライナー(Victory Liner)とジェネシスバス(GENESISBUS)ジョイバス(Joybus)という2つのバス会社があります。
がおすすめは絶対にジェネシスバス(ジョイバス)です。
マニラからバギオに来る時はビクトリーライナーのバスが便利で、バギオからマニラに行く時はジェネシスバス(ジョイバス)が圧倒的に便利。
①空港まで直通(タクシーの乗り換えがないので怖いマニラを素通りできる)
②早い(バギオまでノンストップで3-5時間)
③安心(保険付き)
④乗り心地最高(日本の高速バスより乗り心地の良い席)
⑤寒すぎない(2020年まではバス車内が冷蔵庫のようでしたが現在は改善)
の5つが揃っているからです。
2.ジェネシスバスのバス停の場所
まずはタクシーに乗って、「Please go to Genesis Bus station Joy bus Station (near SM)」(プリーズゴートゥージェネシスバスステーション、ジョイバスステーション ニアエスエム)と伝えます。
SMモールの近くに写真のようなバスが沢山停まっている場所があります。
売店が並んでいる通りに、ジェネシスバス(ジョイバス)のオフィスがあります。
上の画像の左に写っているカウンターでチケットを購入し、バスに乗車する当日もここでバスを待ちます。バギオのバス停は夜中でも治安良いです。
【住所】30 Gov. Pack Rd, Baguio, 2602 Benguet
時刻表について
時刻表(バスの便数含む)はよく変わります。時刻表やルール、バスの機種まで変わってしまうのでここに掲載している時刻表があなたがみている時もあっているとは限りません。あくまで目安としておいてください。
時刻表の見方
2022年11月3日現在の時刻表は以下の通りになります。
(ネットには古い情報が最新版と書いてあってもあるので注意)
午前 | 午後 |
12:00am DELUXE | 1:30pm DELUXE |
3:00am DELUXE | 3:00pm DELUXE |
5:00am JOYBUS Premier | 5:00pm Premier DELUXE |
7:00am JOYBUS Premier | 7:00pm Premier DELUXE |
9:00am JOYBUS Premier | 9:00pm Premier DELUXE |
11:00am DELUXE |
※時刻表は2022年11月3日現在のものです。
このように2時間の間に1便あります。便数は2023年度には増加すると思います。コロナ以前は1時間に1便ありました。
DESTINATION は「行き先」のことです。
NAIA 1,2,3,4 書いてあります。NAIAはナイアと発音します。
NAIA TERMINALでナイアターミナル。つまりマニラの空港のターミナルのことで、ターミナル1、ターミナル2、ターミナル3、ターミナル4という意味です。マニラの空港は4つのターミナルに分かれていますので、ご自身の乗る航空券にあるターミナルを必ず確認し、同じターミナルにてバスを降りてください。
BUS TYPE はバスの種類のことです。
DELUX GENESIS デラックスジェネシスはエアコン付、トイレ付です。休憩なし、ノンストップで4〜5時間でマニラの空港に到着します。お値段750ペソ(約1700円から1900円)
JOYBUS PREMIERE ジョイバスプレミアはエアコン付、トイレ付、席が厚く最も座り心地が良いです。休憩なし、ノンストップで3.5〜4.5時間でマニラの空港に到着します。お値段999ペソ(約2200円から2500円)
バギオEOP校舎から10分
バギオBasic校舎から10分
3.ジェネシスバス(ジョイバス)の基本情報
【営業時間】24時間
【定休日】 なし
【Wi-Fi】バス内にあり。繋がらないエリアもあります。
【価格帯】
Semi-Deluxe 600ペソ(約1400円)←2022年11月現在はありません。
Deluxe 750ペソ(約1600円)
Premier Deluxe 999ペソ(約1600円)
4.購入の時期について
当日にいきなりバス停に行ってもチケットが売りきていることがあります。
1週間前を目安に前もってチケットを購入して下さい。
チケットは2週間前から購入が出来ますが、1週間前くらいに買えば問題ありません。
5.万が一、チケットが完売していたら裏技を使う
チャンスパッセンジャーという制度を利用してバスに乗ることができます。
つまりチケットは売り切れたが当日バスを利用しないで欠席する人が通常数名なぜかいます。その席をゲットするわけです。キャンセル待ちですね。
ただ販売員は席が売り切れていた場合も「チャンスパッセンジャーになりますか?」と提案してくれません。
販売員:「チケット完売です。」
あなた:「チャンスパッセンジャーでお願いします」「私は何人目のチャンスパッセンジャーですか?」
販売員:「あなたは○番目のチャンスパッセンジャーです。」
と自分の前に何人チャンスパッセンジャーがいるかを把握しておきます。
一人目であればほぼ乗れます。5人目でも7人目でも乗れることがしょっちゅうありますので諦めないでください。
バスの時刻が来たら、バスのドアの前にバスのチケット確認する人がチャンスパッセンジャーの人の名前を呼びますので、自分の名前を呼ばれたら、すぐに返事をしてください。いや呼ばれる前に何度か、「私はチャンスパッセンジャーの〇〇です」とバスのチケット確認する人にアピールしておきましょう。
6. キャンセル待ちも危うい場合はビクトリーライナーバスを使う
ジェネシスバス(ジョイバス)がない場合はビクトリーライナーバスを使いましょう。バス停が違う場所にあります。すぐにタクシーを捕まえてビクトリーバスステーションに行き、マニラのパサイ行きのバスチケットを購入してください。
7.フライトの何時間前のバスチケットを買えばいいの?
国際線ならフライト予定時刻の3時間前には空港に着くようにしておきたいです。
バギオからマニラまでは渋滞状況にもよりますがバス(デラックスバス)で4時間~6時間です。渋滞に巻き込まれた場合、降りるターミナルを間違えてしまった最悪のケースも想定して、
フライト時間の10時間~12時間前のバスチケットを買うことをお薦めいたします。
※12月,2-3月はバギオのピークシーズンといわれています。特にフラワーフェスティバルのある2月の週末や祝日は行列待ち5時間の場合もありますのでそこはご注意ください。
例を見てみましょう。
ターミナル3で午後1時発の場合:
午前10時にはターミナル3に着きたいです。
午前10時はすでにマニラの朝のラッシュアワーがあるので、6時間はかかります。
多めにみて7時間とします。
そうすると10時ー7時間=深夜3時。1番近いバスが深夜2時半。すごく慎重に行きたいなら深夜1時半や0時半のバスと購入し、ターミナル3のカフェやレストランで早めについてネットが繋がるのでパソコンを使って仕事や勉強するのが普通です。
ターミナル2で午前10時発の場合:
ターミナル3から他のターミナルへのシャトルバスが出ています。ターミナル移動に待ち時間なども含めて1時間ほどさらに余裕を見たほうが良いでしょう。
ある生徒の失敗談
チケットをもらったら必ず日時の確認をして下さい。
以前正午ごろに乗りたいという意味で紙に12amと書いて深夜の扱いになってしまった人がいました。12amは深夜12時で12pmが正午です。また日付も変わる時間帯なので日付もしっかりと確認しましょう
バスの中、設備、WIFIパスワード、サービス
JOYBUS PREMIERE、DELUX どちらもエアコンも程よく、清潔で快適です。
どちらもバスの中にテレビ(映画が流される)、トイレ、Wi-fi(遅いので期待せず)があります。パスワードはバスの助手をされてる方に聞けば教えてくれます。
水とスナックがもらえます。
また、支給品として水とビスケットがでます。コロナ前はブランケットの貸出がありましたが、コロナ後はありません。また復活するかもしれませんが。
ジェネシスバス・ジョイバス、ビクトリーライナーの車中はエアコンがとても効いていて寒いので羽織るものを着ておくことが無難です。2020年までは冷蔵庫くらい冷やされていましたが、2022年以降はまともになりました。(でも少し寒い)
1: Premier プレミアバス
7.チケットの購入の仕方
1.まずは冒頭で書いたアクセスに従ってジェネシスバス、ジョイバスのバス停まで行ってください。
すると上記画像の場所があります。
2.カウンターに以下の画像の用紙があるので書き込みます。
Date of booking(この紙を書いた日)
Date of travel(バスに乗る日)
Origin(出発地)-“Baguio”で良いです。
Destination(目的地)-ニノイアキノ空港ターミナル3であればNAIA3、フィリピン航空でターミナル2であればNAIA2とお書きください。
※NAIA3はNinoy Aquino International Airport (Terminal)3という意味です。
Time of travel(希望のバスの出発時間)
Name of passenger(自分の名前)
Cellphone number(携帯電話の名前)
※携帯電話はフィリピンのものです。持っていなければ”I don’t have Philippine number”(アイドントハブフィリピンナンバー)と言えば問題ありません。
この紙については人があまりいなくて空いていれば書かなくても良いのですが、混んでいる場合は書かないと列の後ろに回される事もあるので書きましょう。
購入後はこのようなチケットをもらえるのですが、
ここでもう一度日付や時間に問題がないのか確認しましょう。
自分が日付を間違えているパターンもありますが、ジェネシスバス、ジョイバス側が間違えているかもしれません。ここでバスの時間を間違えると航空券代金と、もしVISAの期限が切れると非常に面倒なことになるので必ずこのタイミングで確認しましょう。
8.バス乗車当日
いよいよバギオ最後の日です。荷物チェックを十分に済ませてジョイバスのターミナルに向かいましょう。
ここでの注意点は、乗客はジョイバスのバスターミナルには30分前に到着していなければなりません。
こちらがその注意書きですが、要するに「最低でも30分前にはチェックインを済ませていないと遅刻者とします。その場合はキャンセル待ちの対象になるので気をつけてね」というような内容です。
バスが遅刻することはあるのに乗客には厳しいような印象を受けますがまぁそれは日本も同じですね、、
正直なところ30分よりも前に必ず来なければならないというものではないのですが、過去に1回だけタクシーが捕まらず発車時間ギリギリにバス停に到着したら、他のキャンセル待ちのチャンスパッセンジャーに席を売られて、バスに乗れなかったことがあるので、念のため30分前にバス停に着くようにしましょう。
バスターミナルに到着したら白い服の男性か、青い服を着た女性を探しましょう。そちらがジョイバスのスタッフになります。
※青い服の女性スタッフの方については諸事情により撮影できませんでした。でも明らかにユニフォームと思われる青い服で手板を持っているので見れば必ず分かります。
こちらのスタッフにチケットを見せればたくさんあるバスの中から自分のバスの場所まで案内してくれます。
もし到着していない場合は”Please wait for a while”(待っててください)などと言われます。
※ジェネシス、ジョイバスのターミナルには必ずと言っていいほどお金のないおばあちゃんがおり、お金もしくは食事などを求めて袖を引っ張ってきます。
危険はないので注意してという事ではないのですが、何も知らない状態で袖を引っ張られるとびっくりすると思うので参考までに共有しておきます。
バスが到着しチケットを見せるとスタッフがスーツケースを中に収納してくれます。
その後はバスの出発時間まで仲間の生徒さんや先生と最後の話をしましょう。
バス停の便利なお店たち
荷物が大きくて重い場合、バス停に早く到着したからちょっとどこかにでかけたい、お土産買いたい、軽食を摂りたいという時に便利。
・途中休憩を挟まず空港に行くと言ったのですが、正確には空港の前にクバオという場所に1回だけ泊まります。ですがそこに泊まった後10分ほどでニノイアキノ空港に到着するのと、到着したら”NAIA”(ナイア)と言われるのでそのタイミングで降りればいいです。
どうしても不安な場合はバスに乗るときに乗務員のお姉さんに”I want to go to NAIA”(アイウォントゥゴートゥーナイア)と言えば着いたときに伝えに来てくれます。
そして最後目的地に到着します。
一応ここ(空港)に関していくつか注意点を言うと、
・空港に入る為に航空券を見せなければならないので航空券の用意をお願いします。旅程(itinerary)はスマホの画面などでも問題ありません。
・重量制限につきましては各航空会社で違いますので、各自ご確認お願いいたします。
9.最後に
いかがでしたでしょうか。
ジョイバスへの行き方、チケットの選び方、買い方から乗車中の注意など全体にわたって書いたので帰国に関しての不安は減ったのではないかと思います。
留学の最後バギオという環境に慣れたあとに生徒さんはバスチケットを買います。
最後まで読んだいただきありがとうございました。
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4:料金
国立大学教育学部英語科で将来英語教師になる人達が毎年ストーリーシェアでフィリピン語学&文化研修を任されています。数ある語学学校で定員数20名程度の小さな当校が選ばれているのは、定員数100名〜200名の学校にはない質があるからです。