その中で電車と自転車、トライシクルはマニラにしかありません。バスも長距離以外で街中用のバスはマニラのみになります。
この記事ではセブ島・バギオにもあるレギュラータクシーの乗り方を紹介します。
■目次
1.【レギュラータクシーについて】
※セブ島のレギュラータクシー フィリピンのタクシーはタイや台湾などアジアの中でもかなり安く、初乗りが30ペソです(約60~80円)。
あまりにも安いので外国人だけでなく、フィリピンの中間層もよく使います。
最近は古いタクシーが少なくなって、新車のタクシーが増えたため、
排気ガスも少なくなりエアコンも効き、乗り心地もよくなってきました。
車種はビオス(セダン)
フィリピンではビオス(日本では車種名はセダン)と呼ばれるトヨタ車が普通です。故障も少なく、燃費も良いということでタクシー運転手の中では定番になっています。
優しい運転手さんとマニラのような運転手さんが混じりはじめる
私はアイフォンをタクシーで1度、スーツケース一度忘れたことがありますが、無事戻ってきました。生徒さんも5人ほどアイフォンをタクシーに忘れて、戻ってきました。
マニラではまずありえない真面目で優しい運転手さん達が沢山います。 ただ最近はリゾート化、都会化が進み乱暴なマニラのような運転手さんが増えてきているのも事実です。お釣りは返さない、チップの要求などです。顔つきや言葉遣いが荒いので慣れるとすぐにわかるようになってきます。気をつけましょう。
古いタクシーは乗らない5つの理由
雨の日はタクシーは捕まりにくいので選択する余裕はないのであきらめますが、古いタクシーが止まってしまった場合、私は軽く手を振って断り、別のタクシーを探します。
それは5つの理由があるからです。 理由1:暑いセブ島でエアコンが効かないと汗だくになる
特に日中は日差しが強いですし、夜も街中は渋滞で蒸し暑いです。 理由2:シートが不潔
妙にテカテカしていたり、カバーが破れていたり、酔っ払いの客が嘔吐した歴史がありそうです。 理由3:乗りごこちが違う
シートがボロボロでクッションはすでにへこんでしまったいて、座った瞬間沈む感じです。
乗車していて疲れます。特に渋滞時や距離が遠い場合は乗車時間も長いので疲れる度合も変わります。 理由4:悪臭がしている事が多い
まず古いタクシー運転手さんは乗客がいないときに煙草を吸っている確率が高いです。
喫煙者は逆に車内で煙草を吸えるチャンスかもしれませんが、タバコが苦手な方には苦痛です。
タバコの臭いでなくても、不快な臭いがしていることもよくあります。
エアコンが効かないから余計に気持ちが悪くなります。 理由5:運転手の質が違う
英語が通じない運転手さんが多いため苦労することもあります。
ただ、逆に素朴で気持ちのいい昔ながらのフィリピン人で人間味温まる交流もできることもあります。
運転手さんの人柄を見極める事も大切です。危険な運転手も稀ですがいます。
口論は極力さけ、夜中に1人で乗るなどは避ける。特にお酒を飲んで夜中の3時に女性一人でタクシーは日本じゃないので絶対しないようにしてください。
※バギオのレギュラータクシー フィリピンの中で一番初乗り料金が安くわずか30ペソ(約60~80円)。
バギオは箱根のように坂道が多いので、エンジンが強い4WD型が殆どです。
そしてその殆どが日本製の車でTOYOTAが25%、三菱が25%、いすゞが15%、SUZUKIが10%くらい。
バギオのタクシー運転手さんは日本人みたいな正直者が多い
タクシー運転手のマナーは治安のバロメーターといわれていますが、まさにその通り。マニラと比べると月にスッポン、雲泥の差です。
お釣りを1ペソでも黙ってても返してくれる。
治安も危険を感じることは普通に生活していれば殆ど感じることはありません。
むしろ乗客のほうが失礼
またよく遠回りをしたと文句をいう乗客がいるらしいのですが、実はバギオのタクシー運転手さんはそんなことを意図的にする人は殆どおらず、むしろ乗客の勘違いが多いようです。誇り高い高地民族のバギオタクシー運転手さんは「疑うならお金はいらない」という運転手さんもいます。
マナーの悪い低地のフィリピン人旅行者もいて、むしろバギオの運転手さんが嫌な思いをしているそうです。
外国人として是非私達も運転手さんに敬意を払って仲良く礼儀正しくしましょう。
低地からきた出稼ぎタクシー運転手には要注意
お釣りを返さない、チップを求める運転手さんが稀にいます。出身を聞くと殆どはバギオではありません。
こういったデータをとってみると、また違ったフィリピンの人間の側面がみえて面白いです。
2.【料金設定】
料金設定
:初乗り 30ペソ(約60~80円) ~初乗り後~距離加算料金:バギオ 400mにつき2ペソ
セブ島 500mにつき3.5ペソ
時間加算料金:バギオ 60秒につき2ペソ
セブ島 90秒につき3.5ペソ これまで初乗り40ペソ(約90~110円)でしたが、2016年3月16日陸上交通料金規制委員会(LTFRB)によって発表されたアナウンスにて30ペソに改訂されました。
(バギオはフィリピンの行政地域に指定されているため、セブ島とは計算方法が違うみたいです。) しかし未だタクシーメーターの改定がされておらず、メーター表示がバギオでは35ペソ、セブ島では40ペソのままです。
※メーターは未改定のまま なので精算時にメーター表示金額からバギオでは-5ペソ、セブ島では-10ペソ引いた金額を支払います。しかし乗客がそれを知らないとわかるとタクシーの運転手さんはメーター表示金額をそのまま請求してくるので、気を付けましょう。
3.【乗車方法】
① 手を挙げて乗りたい意思を示します。※フィリピンのタクシーは自動ドアではないので、自分でドアを開けます。
② 運転手さんと交渉
タクシーを停めたら運転手さんに行き先とメーターを使ってくれるか確認し、許可が出たら乗りましょう。
バギオでは運転手さんは真面目なので確認する必要も交渉する必要もありません。
※交渉がうまくいかない時
夕方6時以降の渋滞にはまった時や雨が降った時、旅行者だと思われた時などは運転手さんがメーターを使わずに料金を提示してくることがセブではあります。対策としては乗らずに違うタクシーを探すか、メーター料金プラス20ペソから交渉してみましょう。大体はメーター料金プラス30~50ペソ前後で落ち着きます。 ③タクシー英語で人に嫌われる?マナーを守ろう
ーーPleaseをつける大事さ
タクシーを利用する際、以下のような表現を使いましょう。
・「Please go to SM モール」
SMモールへいってください。
・「Could you go to SM mall, please?」
SMモールへいってもらえませんか?
・「I’d like to go to SM mall,please?」
SMモールへ行きたいのですが。おねがいします。 ーータクシー運転手さんや聞いている他人が不快に思う英語
・「SM(エスエム)]
・「バスターミナル」
・「エアポート!」
と行先だけいう方が非常に多いです。これだとまるで召使のように扱っているように聞こえます。
韓国人や日本人がフィリピン人に不快を感じさせる理由がここにあります。
悪気がなくてもやってしまっている場合がありますので皆さんもぜひ意識して上記のような表現を使いましょう。 ④ドアは鍵をかける
乗車中は、ドアを内側からロックする。万が一に信号などで停車中に外から襲われることを防ぐため、乗車後は社内からドアをロックしましょう。特に11月になるとクリスマスが近づくため犯罪率があがります。泥棒さんも子供にプレゼントをあげたいのです。バギオではタクシーがホールドアップにあった話はききませんが、マニラではドアに鍵は必須です。セブでも鍵をしましょう。
④ 降車時
メーターに表示金額からバギオでは-5ペソ、セブ島では-10ペソ引いた金額を支払います。もしくは運転手さんと交渉した金額を支払います。
支払い時の注意
高額紙幣1000ペソ札を使うと、運転手さんがおつりがない時があります。フィリピンでは常に細かいお金100ペソ札以下を持ち歩くようにしましょう。小銭100ペソ札以下の入手方法
マクドナルドや大きなモールであれば小銭があるので1000ペソなど大きな紙幣で支払い、100ペソ以下のお札を確保しておきましょう。フィリピンのお札の種類
・20ペソ札(約50円) ・200ペソ札(約500円)・50ペソ札(約130円) ・500ペソ札(約1300円)
・100ペソ札(約250円)・1000ペソ札(約2500円)
なのでバギオでは往復分200ペソ、セブ島では400ペソを持ち歩くことをお勧めします。
学校や行先により距離が遠い場合は余裕をもって400ペソ~800ペソは持つようにしましょう。
またタクシーによってはレシート用紙がないこともあります。領収書が必要な場合、「日にち」「金額」「運転手のサイン」を紙に書いてもらえば領収書代わりとなります。
4.【注意事項まとめ】
・事前に細かいお金、紙幣を持ち歩く。
・乗車前に運転手さんに行き先とメーターを使ってもらえるか確認する。
・乗車したらセブ島では40ペソからスタートしているか確認する。バギオでは運転手さんが正直なため特に必要ないです。
・財布、携帯を落としていないか確認する。(帰国際などのタクシーで携帯や財布を落とし忘れる方がいます。)
・レシートをもらう。レシートがない場合はタクシーのプレートナンバーとタクシー会社名、運転手さんの名前を写メでとっておく。
(忘れ物があった際に連絡先がわからないとでてきません。これはバスに乗る場合も同じです。)
・運転手さんは住所を使わずに自らの感覚で行くので、遠回りにならないかあらかじめ目的地の名前、場所を調べて把握しておく。
(タクシーに乗る際、GPSがあると今自分がどこにいてどこへ向かっているのかわかるので便利です。SIMフリーの携帯を持っていれば空港でSIMカードの購入が可能でインターネット使い放題のプランなどもあるため、学校外でも使えます。)
こちらの記事を参照ください。
・フィリピンのプリペイドSIMカードで快適な留学生活を送ろう! 初めて乗る際は戸惑うかもしれませんが、慣れれば確実にフィリピン留学を充実させてくれるので、トライする価値ありです。 ストーリーシェアの簡単な無料見積もりはこちらから可能です。
あなたの目標、予算、期間に応じて最適な留学プランを提案させていただきます。どんなご相談でも、ご連絡くださいませ。
↓↓↓↓↓↓
<a href="http://www.storyshare.jp/estimation_inquiry/" target="_blank" class="orange_btn">無料お見積り・お問い合わせ</a></p>
コメントを残す